判定対象を変えると結果が異なる例

1.問題図

問題図

 

2.判定結果

(1)2の三を判定対象とした場合

<判定対象 2の三 白先[全点] 着手領域 20/62
無条件勝ちはない ptnno=2333(2s)
勝点(コウ) [2の一] ptnno=2840(3s)
勝点(コウ) [1の三] ptnno=4888(5s)
コウ生き ptnno=5918(6s) 2001/6/5 11:58>

(2)3の二を判定対象とした場合

<判定対象 3の二 白先[全点] 着手領域 20/62
勝点(無条件) [1の二] ptnno=1556(1s)
無条件生き ptnno=3143(2s) 2001/6/5 11:59>

(3)4の三を判定対象とした場合

<判定対象 4の三 白先[全点] 着手領域 17/62
無条件勝ちはない ptnno=1475(1s)
勝点(コウ) [2の一] ptnno=3177(3s)
コウ生き ptnno=4739(4s) 2001/6/5 12:0>

3.解説

詰碁としての正解は無条件生きですが、このプログラムは指定した石の生死判定を行なうため

詰碁のルールとは結果が違うように見える場合があります。

判定対象はその石が取られると生きる余地がなくなる石を選択するのが理想ですが実際には

都合のよい石がない場合があるので結果が不審な場合は判定対象を変えてみる必要があります。