2線が開放された詰碁の判定例
1.問題図
(1)原題 (黒先)
週刊碁2000年8月21日号より引用
判定結果(1)
<判定対象 4の三 黒先[全点] 着手領域 24/62
無条件勝ちはない ptnno=17105(19s)
手がありません ptnno=22952(34s) 2001/6/5 15:40>
(2)3線に追加
判定結果(2)
<判定対象 5の三 黒先[全点] 着手領域 26/62
勝点(無条件) [3の二] ptnno=29868(36s)
無条件死 ptnno=46739(58s) 2001/6/5 15:41>
2.解説
2線が空いている問題は中で生きるか脱出すれば守り側の勝としています。
(1)の場合以下の手順で脱出とみなして白勝としています。
実際には10の二に押さえてなんでもないのですが、判定は3線の端の石(10の二)は存在しない場合に近いのです。
この場合は(2)図のように3線に1子追加して判定すると実際に近い結果が出ます。